ある詩人の漫遊記1/はじめ
お陰で天国のような休息を手に入れることができる 長い夢が悪に染まることがないのだ
僕はひょんなことからこの社会で生活するようになった 僕は放浪の駆け出しの詩人でこの社会で生まれてきてからこれまでの通りに生活を始めることになった
15日までは良かった みんなが起きていて 何も支障が無かったからである 周りを見ても目にくまを作って不眠不休で働いていて まるでロボットの社会に迷い込んだのかと思った 以前そのような社会に行ったことがあるからだ 僕は15日間ぶっ続けで働くのを見てとても自分にはできそうにないと思った
しかし15日を過ぎると 生産もサービスもメディアも全てストップして 社会は眠りに
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