宇宙開闢のォNyan!/アハウ
 
ああ あれは三回目の宇宙が年老い
エントロピーが増大して
輝く 銀河さえ少なく
全てが けだるい 
灰色に覆われようとしていた・・・

二回目の時も同じだったのだろう

宇宙銀河団連盟が形成され
我々の住む宇宙を創造しようと
ビックバンを人為的に起こす事に集中していた

晴れての『創造の日』
私は君と
母艦の展望室から
ビックバンを眺めていたね

それは振動と共に始まり
光の玉が広がっていった

おめでとう!君・・・
四回目の宇宙の誕生だ!

私は
無塩の鳥のささみのボイル缶をあけて
君にあげたっけ

君は緑に怪しく光る 目を細め 
さも満足げに

Nyan!と鳴いたね

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