春へGO!/はじめ
なってしまう匂いが漂ってきて僕は胸一杯に吸って心の中が春一色に染まり桃色の息を吐く キーボードを叩くカタカタカタ…という音がいい 喉が渇いたので下に降りて烏龍茶を飲んでまたついで持ってくる
君はもうやって来ただろうか 君は春の到来とともにやって来る 本格的な春が近づくとなんだか忙しなくなる 僕は春を想像して とてもほのぼのとした澄んだ気持ちになる 髪の毛もさっきとは異なる春と晩冬の混ざった水気の帯びた土らしい匂いの風で渇いてようやく春がやって来たことを知る
いつの間にか君に宛てた詩になっている それは淡泊な詩で かなり長いものだ いつ終わらせようかそれについて悩んでいる 僕は春の陽気が服全
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