青嵐/未有花
そのままでその瞳(め)のままで
僕を呼ぶあなたがいる
ほほ笑みの中で
いくつ時が過ぎたの?
やさしさは時に誰かを
傷つけるものなんだね
そんなやさしいまなざしで
僕をみつめないでほしいのに
あなたはいつしか
僕の好きななつかしい歌を
口ずさみ始めたね
青嵐の吹き荒れる午後
僕はあなたの激しさに
ふれてみたような気がする
でもその時はそんな気がしただけ
吹き荒れる青嵐の中で
僕はあなたに出会った
あなたの流れる髪は
栗色のまま・・・
今でもあなたの瞳は
とても輝いているよ
そのやさしいまなざしで
誰をみつめているか教えて
そのままでその瞳(め)のままで
僕を呼ぶあなたがいる
ほほ笑みの中で
いくつ時が過ぎたの?
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