Replay/tatsuya999
 
いつも笑顔の人だった
まるで陽だまりの様に暖かく 明るく
僕を暖める君の笑顔 声 話 

自分を持てないことがとても悲しくて
それは君を変えてしまう青き春

春のようだった君が
夏のようにはしゃぎ 壊す
秋のように肌寒さを感じるその声
冬のように眠った君の心

冬の時期は長く君を蝕んだ
周りの花は枯れ 
誰も寄り付かない

泣く君に陽をあてる人はいなくて
枯れそうに 弱々しい君の存在に
僕は目を逸らす

君は大人になったね
冬を越えて春が来る
病んだ君の肌に陽が当たり
君を溶かす光

あの時望んだこと
それは透明になること
あの時望まれたこと
それは死

あなたはきっとどちらも選ばなかった
未来は君に春を
あの時の君に戻してくれた?



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