だけど ごめん/
有扉なぎさ
だから言っただろう
僕らはこうなる運命だったんだって
初めから解っていただろう
好きになるのと性格がうまく合うのは違うって
毎日の電話も
幾度のキスも
僕にはできないんだ
好きなんだよ
僕は君が好きなんだよ
君が僕を思ってくれているのも承知だ
だけど ごめん
僕にはこれ以上のことはできない
君にさよならを告げる以外のことは
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