割と自堕落な二十代後半の俺の精一杯のふるまいの一端を垣間見た時間帯と街灯の下の侍/SAMURAII/ひろっち
 
んで明日に残らないよう注意しながら、けれど、ビールはうまい。

街灯を眺める。
侍はいない。
行ってしまった。
どっかに行ってしまった。

温かな身体は睡眠を欲している、けれど眠らない埋まらない何かを埋めるために目をぎらぎらさせ、繰り返し、繰り返し、繰り返したり繰り返さなかったりの生活にピリオドをうとうと毎週思う。

泣く。
主人公になりきって布団に沈む。 寝る。


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今日も、夜が明ける。
ありふれた土曜の夜が明ける。
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