貴女への想いを/はじめ
貴女への想いを空へ投げて宇宙の果てへと波紋を伝わらせる
そうすることで僕は自分の気持ちを世界に示そうとする
特に夜空に
あの無限の星々は僕のものとなるのだ そして深呼吸した胸に星々の光が入ってくる
永遠に胸の中で輝き続けるのだ
貴女へ胸を張って会いに行ける 黄金色の落ち葉舞う果てのない並木道で貴女は待っている 僕は笑顔の貴女の元へ駆け出して同じように笑顔を示す
貴女は僕の全てを受け止めてくれる そう書いた後に流れた涙さえも
僕は永遠なんて要らないと改めて思う 永遠なんて要らないから貴女を愛せる
僕は貴女と僕の間の空気が愛しい 僕は詩人になって改めて良かったと思う
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