ぼくがこうこうせいぐらいだったころのはなし/うおくきん
 
にゃいい
でも、あこがれる



きょうしつのベランダから、きみが、ふってきた
ぼくは、もちろんみてた
きみは、もちろんしねなかった
ほねが、おれたぐらい、だった
ぼくは、もちろんうらやましい
きみと、ぼくは、マリリンマンソンとセックスピストルズとプロディジーほかなんやらのはなしを、よくしたね
ぜったいちこくする、でんしゃのなかで、よくしたね
そのまま、がっこうにいかないで、よくしたね
いつも、うえのえきの、まえの、くらくなる、ちかのところで、ドキドキしたね
きょうしつでは、なんもしなかった、きみはしななかった
じゅぎょうちゅう、きせいをあげる、きみを、ぼくは、むひょ
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