人形劇/
蒼穹
ないんだ
まるで水を抜かれるように 金網の外で待ち焦がれているよ
自尊は 思ったとおり 荒んで使い物にならない
それでも支配を望んでいる 何でって心がそう叫んでいる
地球って名づけた箱舟の中に 自分を模った人形浮かべて
目的も忘れて 命だけを削るくだらぬ人形劇
世界に施したメイクは 塗りすぎて真っ黒だね
きっと 何かを 隠したかったんだ
もっと 何かを 求めたかったんだ
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