泣ける詩/はじめ
綺麗な濁りだったよ
僕は再生できたよ 今のこの僕はとっても生きている人間には見られなかった
陰口を叩かれ 陰の中で首吊って死んでしまいたかったんだよ
心が苦しいと首吊りしたくなるんだよ
僕は君の中に入っていったよ 君はずっと笑っていたよ
僕は一足先に天国を見たよ 心が呼吸をし出したよ
僕は君にも同じ苦しみを味わせたくて君の首を絞めたよ
君は「うれしい」と言って目を潤ませてくれたよ
僕達は腹が減るのも忘れてずっと眠っていたよ 世界が動き出す音が聞こえても世界が止まる音が聞こえても 僕達はずっと眠っていたよ
君は僕の理想の人だよ 歳は離れているけど何てことは無かった
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