泣ける詩/はじめ
 
 君が 初めてだった
 僕が病気であることを敬遠したりせずに心から心配してくれて
 僕が詩人になることを笑いもせず誰に言うこともせず(病気のことだってそうだ)まるで夢物語を聴くみたいに心から応援してくれて
 僕と付き合うことに運命のようにOKしてくれた人は
 僕は君のハートを撫でるよ とっても暖かくて目が潤むよ
 君は僕を何もない世界で優しく抱き締めてくれるよ これが生きてきて良かったなと思えることだよ
 そして君は僕が愛した人が死んだことに深い同情を示してくれたよ 「私がその人の代わりになってあげるね」と言ってくれたよ
 僕は視界に水分が溜まって濁って見えたよ
 それはとても綺麗
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