「 会話を書く。 - 前編。 - 」SATP.Vol.11,/PULL.
ーの造型に深刻な見落としがあるのだろう。
余談になるが、
キャラクターの人間性を過度に美化して、
完璧な人間に見せたいのも、
原因のひとつである。
この場合、
キャラクターは作者の分身であることが多い。
四。
本題の「会話」から離れて、
少し文体に入り込み過ぎた。
会話に戻ろう。
先ほどの例に挙げた、
きみに銃で脅される「彼女」ことだ。
「彼女」は、
この状況にどう反応し、
きみとどう会話するのだろうか?。
丸腰の女の子が、
銀行強盗に銃で脅されたのだから。
きっと恐くて、
頭の中が真っ白になって、
悲鳴を上げて泣いてしまう。
そう考えて、
そう書く人もいるかもしれない。
それでいいのだろうか?。
続く。
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