風のうしろに風はない/佐々宝砂
この文章は、みつべえさんの詩作「凪の日」ほかいくつかの作品と、「凪の日」に寄せたいとうさんの批評「何故詩なんか書いてしまうんだろう」に触発されて書いたものです。
「凪の日」
http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=11175
「何故詩なんか書いてしまうんだろう」
http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=11179
あるいは全くの誤解なのかもしれないが、私は、みつべえさんの詩作群に、あるひとつの方向性を感じてきた。みつべえさんの詩は、確かにどこかを向いている、と感じてきた。ひとりの人間に向かって歌い上げられ
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