僕は神様/はじめ
から落下して尻餅をついた。とれたての果物が弾けるような鈍い音が辺り一面に広がった。
「…痛ったーい!! パパ、突然飛び上がるなんてヒドイよぅ!!……あーぁ、こんなにオシリ青くなっちゃった……」
アカリは僕に背を向ける格好で立ち、顔をこちらに向けながらしっかりと身の引き締まった瑞々しい裸尻に指を当て答えた。
肌が白い分、体の中を走る血管の筋までがはっきりと認識ができ、なおかつ毛細血管が破裂して蒼く晴れ上がった箇所などは痛々しく映るというよりも、美しいという感じるほうが強かった。僕は笑いながら謝った。
「…ハハハ、ごめんよ。アカリのお尻の尖っているところがパパの膝のツボにはまっちゃってね
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