春に過ごす/たもつ
 
はざくらがきれいだった
るうとのけいさんはいつも
にがてだった
すしやにかくまわれてる
ごうとうのせんたくものにも
すずしいかぜがふいた

+

ははに
るびいをかってあげた
にせものだけど
すてきね、と
ごきげんなようすで
すかいだいびんぐした

+

はかをつくっている
るいしんが
にるいべえすのそばで
すきだったはなをそなえているあいだに
ごにんのそうしゃは
すちいるをきめた

+

はつかねずみからのでんごんが
るすばんでんわにはいっていた
にえすぎた
すきやきは
ごはんがとても
すすみます、それでは

+

はるにすごす
るくせんぶるくのあきち
にほんごのじょうずな
すいすじんと
ごりらとが
すきまをふさぎながら


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