悲鳴は貴女と同調している/流希-Яuki-
きっと泣いている
毎日 太陽が昇る
朝という時間に起き煙草を吸う
次に日も繰り返す
だいたいで過ごし
それなりの結果を出す
しかし煙草の味は日が進むにつれて
解からなくなってしまっていた
きっと叫んでいる
世界を貴女中心に変えたとき
太陽なのか忘れかけている煙草か解からない
繰り返すことが恐ろしい事だと
気付く余裕は俺には無かった
きっと泣いている
名前も思い出せない人
睨まれ 薙ぎ払い 睨まれ 薙ぎ払い
繰り返し 繰り返し
その中に貴女が居ても気付かない
きっと俺自身が望んだ形で貴女を殺す
それまで貴女は泣き続けて
愛していると言い続けるのだろう
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