シリ・カゲル氏/
シリ・カゲル
・カゲル氏は、はたと困った
彼は自分の気持ちをうまく表現することができなかったのだ
***
しかし、物語はここで終わらない
シリ・カゲル氏の想いを汲み取った彼女は
自らシリ・カゲル氏にプロポーズをした
そうして、いま、シリ・カゲル氏は
売れっ子クリエイティブ・ディレクターとして
忙しい毎日を送っている
そして、この詩の直喩部分は
後からシリ・カゲル氏の妻が書き加えたものである。
戻る
編
削
Point
(2)