僕ら、友達だったのかな?/うおくきん
に遊びに行った時の君のお母さんの嬉しそーな笑顔もまだおぼえているよ。
初めて、◆◆◆◆をウチに招き入れたそーだね。
僕は悲しくなった。
部屋に散らばるドラッグ、トレーディングカード、エロゲー、同人誌、バタフライナイフ、パソコン、そんなものを見ても僕はひかない。
だいじょうぶ、君は「合格」してるから。
君がスパナとバタフライナイフで武装していたのを僕は知っていたよ、そんな街そんな世代だったからね、しょーがない。
でも、僕と一緒の時ぐらい使わないでほしいって思っていたんだよ。
まあ、使わせなかったけれど。
君が学校を辞めて暴力に満ち満ちたカラーギャングに入ったのを知った時、僕は悲し
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