「母なる大地の性奴隷」/Taka★Hajime
 
それは舞い散るように
儚く消える桜色
それは朽ち果てるように
切なく踏まれる桜色

落ちて逝くだけ
踏まれてくだけ
刹那の時間が華なのか

ドンドン踏まれて朽ちてゆく
ドンドン踏まれて消えていく

私は母なる大地の性奴隷
落ちて踏まれて腐ってく
腐食の道に華はない

木々は黙って散らしく
人はそれ見て喜んで
散る華消えれば去ってゆく

情念 飽き性 性奴隷
私は視姦の慰み者か
傍観 横目に そっぽ向く
所詮私はその程度
その他大勢の名無し華

落ちる姿に喜ばれ
笑みの下には残骸だらけ
所詮私はその程度
その他大勢の名無し華
戻る   Point(0)