電気の無い世界で/はじめ
い生活を強いられるようになった 人々は火を炊いて歩いて生活しなければならなくなった 人々の不満は募り 神にお許しを請う毎日が続いた 次第に王様も絶望的な気持ちになっていった
王様はとうとう神に頭を下げ 許しを請うた すると神は掟を止めれば許してやろうと言った 王様は泣きながら分かりましたと謝って掟を廃止することを発表した すると世界に電気が戻り 人々は歓喜で湧き上がった 生活も朝起きて夜眠る生活に戻って 再び太陽の光を浴びることができるようになった
王様一人だけは夜行性のままだった しかし今国民のみんなから朝起きて夜眠る生活の素晴らしさを教えてもらって その生活リズムにすることに奮闘中である
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