蓮華/
はらだまさる
明星が
響いて
眉間から
無邪気さだけが
踊りだす
畦道から
蓮華の色彩だけを
怯えながら
手折るように
ことばを
間引くと
やっと
やっと
眠ることが
許される
はたらく、
傍、
楽んだ
大地いっぱい
春のひかり
掴もうと
必死に伸びた
ちいさな
手を
人々は
摘み取り
泣きながら
土下座する
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