光に包まれて/のほほん茶の成分
 
まま付き合うことになる。三ヶ月という期限をつけて距離を作ったりした。でも、声が作る言葉は生温かいので、そんな中にいたら、その声の温度と一緒に私は温かくなった。長い間、氷の棺の中に眠っていた私の心や体は声の作り出す温度で溶けていく・・・
まるで光に包まれているようだった。こんなに気持ちいい感覚があるなんて・・・その瞬間、私は声に恋をした。これが人を好きになっていって最終的には愛しているになるんだと知った。
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