出航/
Rin K
潮風と過ぎ来し時を背に流すさだめのごとき蒼を開いて
旅立ちの日には必ず響いてた警笛がいまつまさきで鳴る
桟橋に残したサヨナラ遠ざかる振っていた手で面舵一杯
羅針盤果てなき地図に示すのは明日吹く風が目覚める南
青空を貫くばかりの帆柱で測った夢の高度を記す
太陽のカケラの中に探してる秘めたココロを解く金の鍵
航海路ぐるりつないでこの地球(ほし)に未知なる白いリボン結ぼう
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