希望/はじめ
 
 君に逢うために生まれてきた
 夢の中では隣にいるのに
 目を覚ますと君はいない
 夢の中でしか君に逢えないのだ
 だから僕はいつも眠るのを楽しみにしている
 眠るのは一瞬だけど夢の世界は永遠だ
 夢の中でだけ君を好きだ
 いつも夢の世界でのことを想って君を好きでいる
 夢の中では君は死んでないことになっている
 僕は物凄く嬉しい
 自分の世界に閉じこもっていると思うかい?
 僕は常に前を向いて生きている
 その道の所々に君がいて思い出すだけだ
 この二回目の人生の中で
 君を再び失ってしまったけど
 君は神様だったんじゃないかと思う
 神様と一日だけのデート
 僕はそれで君に恋に落ちた
 でも君は数日後に天国へ再び帰ってしまった
 僕の想いは天国を越えて夢の中へ…
 現実では君に逢うことはできない
 でも夢の中では君に逢える確率が増えてくる
 脳で事前に仕込んだ無数の夢の中で
 君に逢うことが最近増えてきている
 僕も死んだら君の元へと行けるかな?
 それだけが僕の今の生きる希望です
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