こねこ/
こむ
こねこが じゃれついて
わたしのてを かじっていると
どこにもやれないものを
すこしずつ
かじりとってくれて
いるようで
にんげんのように
わたしたぶんだけ
おもたくなったり
しないので
なんだか
なにも ひけめなく
すこしだけ
かろやかに なります
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