抱きしめて/山崎 風雅
 
 安らぎのソファー
 キミとのお喋りはメロディアス
 枯れることをしらない泉のように
 ほとばしり噴出する言葉のオーケストラ
 キミの香りとキミの言葉とキミの感触と
 感じるキミの温もり
 
 横たわった時間にウィンクして
 夜の始まりに決めキッス
 まばらに散かった思い出を装飾して
 試行錯誤の愛し方
 どこまでも一緒にと
 願いを込めてくだらない話のやりとり

 トンネルくぐりここまで来ました
 とてもまともとは思えない道
 もう一度戻ろうなんて無茶は言わないで
 選択肢はいくつもあって
 自分の実像に近づこう
 
 
 抱きしめてくれてありがとう


戻る   Point(5)