抱きしめて/山崎 風雅
安らぎのソファー
キミとのお喋りはメロディアス
枯れることをしらない泉のように
ほとばしり噴出する言葉のオーケストラ
キミの香りとキミの言葉とキミの感触と
感じるキミの温もり
横たわった時間にウィンクして
夜の始まりに決めキッス
まばらに散かった思い出を装飾して
試行錯誤の愛し方
どこまでも一緒にと
願いを込めてくだらない話のやりとり
トンネルくぐりここまで来ました
とてもまともとは思えない道
もう一度戻ろうなんて無茶は言わないで
選択肢はいくつもあって
自分の実像に近づこう
抱きしめてくれてありがとう
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