夏の日/
ロリータ℃。
はもう此処にはいないのに
胸をよぎる不穏を隠せず少しだけ泣いた。
あの時より
あたしは強くなったのかな?
誰も愛せないような気がしていたけど
パパもママも愛せてる
あの日あたしは幼くて
間違ってばかりいたけど
届かず罰を与えた左手は
きちんとあなたと繋いでいるよ
あなたの瞳はあまりにも透明で
あの夏の日、濃い影の中にたたずんでた神社みたいよ
あたしはもう一度浄化されて
勇ましく、寂しい気持ちで
きちんと生きてゆくんだろう
戻る
編
削
Point
(3)