夏の日/ロリータ℃。
 
はもう此処にはいないのに
胸をよぎる不穏を隠せず少しだけ泣いた。


あの時より
あたしは強くなったのかな?
誰も愛せないような気がしていたけど
パパもママも愛せてる


あの日あたしは幼くて
間違ってばかりいたけど
届かず罰を与えた左手は
きちんとあなたと繋いでいるよ


あなたの瞳はあまりにも透明で
あの夏の日、濃い影の中にたたずんでた神社みたいよ
あたしはもう一度浄化されて

勇ましく、寂しい気持ちで
きちんと生きてゆくんだろう




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