雨の水彩画/
鈴鈴
太陽の眩しい光に
ユラユラと
風を呼び 柔らかな窓辺を飾る
揺らぎの妖精
風に 開かれた柔らかな
隙間から
雨が土を濡らした
昨夕
雨の描く水彩画
太陽の光に 微笑みながら
水彩の展示
太陽が画を拾うかのように
青空に浄化されゆく
自然の神秘
洗濯槽で 馨 柔軟な優しい
香り
太陽に画を開き かざす
太陽も又 その香りに誘われ
浄化し 真っ白に
息をふきかえす
太陽と語る朝の時間
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