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やまない雨は無いけれど
曇らない空も無いんだね
だから天気予報は当てにならない
明けない夜は無いけれど
暮れない昼も無いんだね
だから光が必要なんだ
悲しいなんて言わないよ
それが世界のルールだから
折り畳み傘をかばんにしまい
黄昏のけもの道を歩いていこう
永遠なんて見た事無いけど
いつまでも消えないものがある
ほらね僕らの手の中に
それに名前を付けてみたら
とても暖かい響きがした
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