羨望と氷結の世界/はじめ
 
んだんと変化が起きている
 僕の頭の中の世界<この世界 既に氷山が目の前にできている
 僕達は強く抱き合った けど僕は君が何を考えているのか分からない
 世界のバランスが崩れ始めている
 真っ白な地面が地割れを起こし 歪みが生じてきた
 地面から氷山がめきめきと飛び出してくる
 空までも突き破りそうな程の高さまでになった
 君は何処までも高く昇っていった
 僕達は離ればなれになった
 君の考えが僕の世界を上回ったのだ
 これからは君の世界を僕は見続けないといけない
 君の落とした太陽の指輪を握り締めながら
 嫉妬と凍える世界で
 いつか自分の世界が再生することを望んでいる
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