「 詩体。 」/PULL.
 






いくら、
書いても、
晒してしまえば、
それで死んでしまう。
次の瞬間には、
なにも書けていない気分。
気が付けば、
また死体を漁って、
屍書き、

です。

したいように書いて、
それで憎まれてもいい。
詩が無い、
屍書きでいい。


そうしたいのなら、
殺してください。
これはわたし、
死体です。












           了。


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