途方もないまばたき/捨て彦
下半身が丸まったまんま六すっぽゆうことをきいていない平日
馬鹿に慣れていない変態または若さをむさぼっているいつもどおりの変態
左右
朗読をしましょうそれはそれはいつも色が綺麗だった赤
と黒が少しずつずれながらそれでいて混ざって消えて反転していくビビッド
声変わりしたい穴場の図書館のことだけ考えて大空に花びらが散って炭酸
炭酸がやっぱりキャンバスにハレツしてソレは気配ワイ、ワイの感情
地べたに憑依していくあしあと
割れてしまえ
誤解がベールに包まれてキミに知恵出しして話し合っているんだ
足がひとつ均等に結ばれているその効能の上でさらに薔薇のしずくが録音される
今日中がい
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