「死の幻想」/Taka★Hajime
なんでもいい どれでもいい
なにかが欲しくてたまらない
偶然や必然なんかに
自分を委ねたくなんか無いんだ
穢れた道を進むしかなくて
それでもなにかを求めてて
求める物がなんなのか
愛か情けか友情か
何が欲しいか判らない
カラッポな胸の奥
空けても何もでてきません
なんだか欲しい なんでも欲しい
無いものねだりの悪循環
死ぬのは怖いでも死にたい
つらさ紛れに考える
気付けば腕に一本線
迷わずシャワー浴び行った
朦朧とする意識の中で
何かをずっと叫んでた
何を言ったか知らなくて
気付けば点滴売ってる俺が居た
曖昧な気持ちに望めぬ希望
寂しさは悲しさに変わり
声も立てずに涙した
未練だけはいっぱいあるけど
捨て去ってしまいたかったんだ
死という幻想の元へ・・・。
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