新しい言葉をさがそう/ジム・プリマス
屹立する金色の光を見た
新しい夜明けの訪れ
それははるかに遠い
夢の中だったけど
激しいときめきと
うち震えるような
激しい予感
それだけは本物だった
身体中を駆け巡り
眉間から放射される
紫のオーラ
胸のうちに感じた
金星の波動
ブラフマの注ぎ口から
屹立する
金色の生命の光
あの刹那の実存
それだけは本物だった
あの夜明けを求めて
風を切り裂いて
何度も真夜中の
闇の中を疾走した
全開の窓から
流れ込んでくる
夜風に晒されて
鮮明になる意識の中で
のたうちまわった
俺の狂おしい魂
フルボリュームの
カーステレオから轟く
古くて新しい
ロックのビートに
身体中を叩かれて
明らかになる答えの前で
のたうちまわった
俺の狂おしい魂
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