手紙の詩/はじめ
 
 自信がない
 君のことを全く信じられない
 絶望だ
 信じられた頃は心が安定していて貶したりしていた
 しかし現実的に考えてみて
 君のことを想う前に自分には自信が持てなかった
 周囲の人間の嘲笑う声を考えてしまう
 君と僕は釣り合わない
 こうやって書いて気持ちを落ち着かせている
 精神安定剤だ
 愛しい
 心に柔らかな気持ちが広がってきている
 しかしすぐに切なさが黒く染まってくる
 君が誰かと付き合っていればこんな思いはしないのに
 君が誰かと結婚すればすっぱりと諦めきれるのに
 付き合っていると考えるだけでこんな苦しい思いをするのだ
 世の中にこんな思いをしている人はごまんといる
 でも僕だけが特別じゃないんだろうか
 あらゆる可能性を考えてみて自己防衛している
 あぁ君のことなんて忘れてしまえたらいいのに!
 この思いを君に届けて安心したい
 手紙の詩のようだ
 僕のことは逐一君に報告したい
 最大の理解者になってほしいから
 最強の友達でいい
 僕と友達になってくれませんか?
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