現実逃避/はじめ
仕事に疲れてベッドに倒れ
布団にくるまり丸まって深い夢の中へ帰る
本当の僕は夢の中で生活しているのだ
ジャングルで狩りをしたり 海で漁をしたり 畑で収穫したりだ
君もまだ生きている
気が付くと現実に来ている
僕は心を虚ろのままにしたまま社会に出て夢遊病のように働く
実感が湧かない ただ減ることの無い労働を機械的にこなしているだけだ
モダン・タイムス
他人に無関心な人々を乗せた満員電車に揺られて朝夜会社と自宅を行き来する
家路に着き 食事を取ることも忘れ 床にぐったりと倒れる
もうすぐ早朝だ
しかし夢の中で自分に都合のいい者達が手招きしている
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