戦争詩/馬野ミキ
はセンスが無い
木造の高層建築を夢見るようなセンスがない
歩くとピヨピヨ音がする子供の靴を履いて新たなビジネスチャンスをつかむようなセンスがない
自由だったあの選択可能だった1秒間のあ い だ、に
君が君のおのずで、
可能性を閉じたのならば
それから暫く、
ずっと目がみえないとしても、
自業自得だろうよ、
世界は愛に溢れている。
手を伸ばせ 光を 望め 、全身全霊で手を伸ばして 欲しいと言え、
キャタピラのしたで。太陽を。 大地に、
詩を、
世界は、愛に溢れている
世界は愛に、溢れている
つまり死ねば誰もが、祝福される。
怒っているっ
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