愛しい気持ちだけで食いつないでいきたいぜ ってな雑感/リヅ
気持ちを、傷を、心を、量ろうとするのはもうやめにしようよ。
そのまま受け止めたいんだよ。
初めはただ、自分を全て吐き出して曝け出して楽になりたかったから詩を書いた。
仲間と酒飲んでゲラゲラ笑うことを、一人で紅茶飲みながらタバコ吸う時間を、
生きていることの感動を知って、ストリップショーのかっこ悪さを自覚して、あんま詩が書けなくなった今、
愛しい気持ちを言葉で的確に表現する力だとか、
美しい世界を言葉でもって上手に切り取る力だとかが欲しくてまだ詩に関わっている。
詩にはそういう力があると思う。
どうすれば伝わるかなぁなんてそればっかり考えている。
みんなは何を詩に、この場所に求めてるんだろうなぁ。
怒りこそが明日への活力だ。
そう笑って言えたらいいのに。
そんな怒りしかいらんのに。
なんだか寂しい。
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