バカバカしく人生を浪費せよ、私よ/佐々宝砂
 
草も図鑑片手に同定する。梅雨時から初冬にかけてはキノコも同定しなくちゃならないのでたいへんに忙しい。とてもたのしい。でも誰の役にも立たない。バカバカしいったらない。その他になにがあったかな、そうだ、えーと、一時期、1960年代のSFを読みまくってから現代の新聞を読む、というのにはまっていたことがある。昔のSFを熟読してそれに慣れてからだと、現代の新聞がまさに未来の新聞に見えてくるのですなー。もちろん、こんなことしても意味ないです。真似てもいいけど意味ないです。図書館で明治時代の文献(新聞がやっぱりおすすめ)を読みまくってからインターネットをする、と、このギャップも非常にたのしい。たのしいけどあんま
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