王と市民/はじめ
市民は怒り狂った
王の度重なる重税と圧政の為に
反乱を起こす為に武器を持ち立ち上がった
市民は宮殿に乗り込み
立ち塞がる兵士達を押し倒し
王の前にやって来た
王は言う
「ほぉー。そなた達はこの私に何かご用かな?」
市民の代表は顔を紅潮させて怒鳴る
「お前のせいでこの国みんなが苦しい思いをしているんだ!! 重税と圧政を止めなければここで今すぐお前の首を吹っ飛ばしてやる!! それでもいいのか!!」
王は声高らかに大声で笑う
「それは面白い。そなた達。やれるならばやってみるがよい!!」と言い両手を前に差し出した
市民達は声を張り上げて王に斬りかかろうとした
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