眠れぬ夜はキミのせい。。。/三架月 眞名子
 
明け方の空を見てしまった
月がだんだん白んでくる

 あぁもう少しで消えてしまう・・・

そう思いながらベッドにもぐりこんで


あぁそうか
眠れないのはキミに逢っていないから
思い出せないよ
キミの笑った時の目の優しさも
触れた時の髪の柔らかさも
繋いだ時の手の温かさも
寄り添った時に香る匂いも
その全てを思い出しながら
アタシは眠りについていたから
それが思い出せない今は
いつまで経っても眠れるはずがないわけで


逢いたいです・・・


今すぐにでも
最終列車に飛び乗って
近くて遠いキミの家まで
月明かりの下をずっとずっと
でも出来ない
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