ソープ/吉岡ペペロ
 
温泉街にきたら

道草をくうように

いつだって連れだってソープ

なれない居心地は

じぶんと対話できずに

自問自答をしているから


夜風をつくりながら

坂道をホテルにもどる

明かりの消えたロビーに

なにかしら

船室に戻るような気がしている


温泉街にきたら

道草をくうように

いつだって連れだってソープ

なれない居心地は

じぶんと対話できずに

自問自答をしているから
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