現時点/
サナギ
ら、お前でもお前らでも、どっちでもいいぜ
しかし、俺の背負う墓標が重いのは
俺様がたった一人であることを否応なく思い知らせるんだが
「お気の毒さまね。」
そいつ、いや、そいつらは、またにやりとして向こうへ行っちまった
俺が俺たちであり、選択枝がえらくあって、その選択が永続しないとしたって
俺が墓標を背負って眠りながら歩きながら行くことに変わりはないと
推測される
現時点では
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