影/
yoshi
あなたの側にいたい
あなたの影でいたいと思いました
私は
あなたに愛されない事を
あなたに気づかれないことを
受け入れようと思いました
あなたの姿や
あなたの笑顔を
見れなくなる事よりも
今の私の存在を
私自身が受け入れなければと
思いました
私はその時
あなたを愛し続けることを
決めたのでした
あなたの
側に居続ける事を
覚悟したのでした
街灯の灯りの下
時おり瞬く灯りのせいで
少し消えかけながらも
私はあなたの背中にすがるのでした
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