White Noise/流希-Яuki-
誰もが感じている
接触を拒む壁が誰にでも…
「遮る瞬間」
白い閃光が脳内を走り
擬似的な音を繰り返す
視界から塞ぎ始める
電光が一つシナプスに
歪な棘を刺す
目の前で隠された閃光
脳裏に刻まれ白となり崩壊へ
“削除”
人を見つける事が出来なくなった
「蚊帳の外はどっちかな」
疑問的に返しても自問自答
“削除”「しました」
「 」
「 」
「 」
空白には足りない
未来から生まれた言葉
枠外へ白く消えていく
掻き乱されながら
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