君のことを僕は/ジム・プリマス
 
愛しているなんて
みっともなくて
とても言えないけど
それでも君を想う時
精神は震えている

離れてしまってから
初めて気づいた
君との些細なこと

例えば会話を交わす時に
君が見せるなんでもないしぐさや
君の何気ない笑顔や
君の屈託のない笑い声や
君の少しラジカルな喋り方や
君の少しだけ低い声が

僕の中でどんな大きさを占めて
僕の中でどんなカタチをしていたか
やっと分かってきた

それは雲の間から零れた
陽射しが照らしている
暖かな向日葵みたいな大きさで
柔らかくて繊細な
白鳥の羽みたいなカタチをしている

君のことを僕は

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