完璧な一つの吐息/カンチェルスキス
 





 どこから浮かんでくるのでしょう
 その顔は
 あらゆる感情と精神が読み取れる顔
 わたしの心臓のこのあたり
 生きるために必要なこの脳の内部から
 わたしは問うことだけしかできず
 もうノートを開かなくなりました





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 時間というものがありました

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 わたしのそばにいたあなたが
 もういない
 わたしたちは身体を溶け合わせ
 繰り返し
 完璧な一つの吐息を完成させることに熱心でした
 すぐ消えて
 でもずっとそこにあるような
 わたしたち自身の形でした
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