愛しいうた/AKiHiCo
夜になると少し怖いから
何かに食い荒らされそうで
怯えてしまうから
そっと傍に居て欲しいの
貴方が居れば
傍に居てくれたとすれば
姿のない恐怖にも
打ち勝てる気がするの
貴方の腕が背中が脚が
私の心を落ち着かせ
眠りへと誘ってくれるの
柔らかいベットにそっとそっと
沈んでゆくわ
朝が私は嫌いなのよ
私を置いて
貴方が起き上がってしまうから
優しいキスをしてくれるのを
寝た振りをしてかわすわ
涙が出そうになるもの
貴方が好きなのよ
貴方を私の全てに代えてでも
守ってあげたいの支えになりたいの
こんな私に出来るかしら
ねえ今度はいつ会えるの、
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