もうだめだ、コリャ/一絵
そういう倦怠感に身を包まれて
歯軋りをした2ヶ月目この春
早すぎる春一番が吹いて悴んだ
手をこすり合わせることもなくなる
嫌なくらいの陽気な日々
おい2月だっていうのに
犬どもがひょこひょこ散歩して
クソを落としていった野道に咲いてる
花達は酷く醜い そうさ生憎自分には
そんな花を慈しむ気持ちなんて持ち合わせとらん
「キレイな野に咲く花」そんな曲
よく世の中は聞かせるがもう
嘔吐したい気持ちに駆られるね
おい偽善者どもめ偽善の歌は慈愛の歌
早すぎる春一番よりも酷すぎる世間の一番
嫌悪、嫌悪嫌悪止まることない嫌悪
自分が変わってることくらい知ってるさ
そんなこと知ってるとっくに知ってる
だからだろこんな倦怠感と嫌悪感背負って
生きている証なんてクッサイこと求めて
生きてるンだ
そんなこと一々話させんなクソが
もう本当にやるせないね
もうなんだろうねこんな気持ち
エンドレス
戻る 編 削 Point(0)